お疲れ様です!

今回は「サポレジ転換」について少々お話してみたいと思います。

 

私のツイッターをご覧いただいている方はご存知かと思いますが、私はほぼ毎日、裁量トレード(ドル円スキャルピング)でドル円相場に参入しているわけですが、先日ツイッター内で「サポレジ転換」という用語を使用したところ、数名の方から「サポレジ転換」の意味についてご質問をいだきました。

なるほど・・。

ある程度トレード経験のある方にとっては当たり前の用語だと思うのですが、まだ経験の浅い方にとっては確かに「??」ですよね。

ただ短期トレーディングにおいてこの「サポレジ」という概念は非常に重要になりますので、この機会に解説しておきます。

 

まずは下記の画像をご覧下さい。

「画像A」では黄色の部分2箇所で下値が支えられています。この黄色の部分に水平に引っ張ったラインを「サポートライン(支持線)」と呼びます。

そして「画像B」ではプライスが「サポートライン(支持線)」を割った後、逆に黄色の部分2箇所で上値を抑えられています。これを「レジスタンスライン(抵抗線)」と呼び、このようにプライス変動により「サポートライン」が「レジスタンスライン」に転換することを「サポレジ転換」と呼びます。

「サポレジ転換」が起これば、私たちトレーダーは上昇目線から下落目線へと切り替える必要があり、「サポレジ転換」を目線切り替えの合図と考えていただければよいかと思います。

 

私たちトレーダーにとって、「サポートライン」や「レジスタンスライン」のような水平線に意識を持つことは非常に重要であり、テクニカル分析の基本中の基本になります。

また加えて重要なことは、水平線には「強さ」があります。

プライスを跳ね返した回数が多ければ多いほど、また「サポートライン」や「レジスタンスライン」として機能した時間が長ければ長いほど、その水平線は「強い」と考えることができます。

これらを加味しまして、「強いレジスタンスライン」を背にショートを打つなど、様々な戦略が考えられるかと思います。

正直、水平線に意識を持つことで、かなりトレードで勝つ確率が高まります。

これまであまり水平線に意識を持っていなかった方は、この機会に水平線を意識してチャートを眺めてみて下さい。

 

ちなみに私の場合は、「サポレジ転換」が起こった後、レジスタンスラインを背にすぐにショートを打つわけではなく、下記の「画像C」のように買い方があきらめてプライスが下に伸びていく動きを狙っています。

これは私のツイッターをご覧いただいている方は気づいていらっしゃいますよね。

 

最後に1つヒントを。

この「サポートライン」や「レジスタンスライン」とラウンドナンバー「00」「50」が重なるラインは多くの市場参加者に意識されるラインになりますので、かなり「強いライン」と見ることができます。

 

では失礼致します。