お疲れ様です!トレーディングオフィスの富崎です。
今回は「1日にどのくらいチャートを監視していますか?」というテーマで少々お話してみたいと思います。
「1日にどのくらいチャートを監視していますか?」
裁量トレード、特にスキャルピング等の短期トレーディングにおいて、上記のご質問をよくいただきます。
そして、このご質問をされる方の多くは、結果を出しているトレーダーは四六時中チャートを監視しているイメージを持たれている方が多いようです。
しかしながら、私の知る限り、たとえ結果を出しているトレーダーであっても、四六時中チャートを監視しているわけではありません。
むしろ24時間チャートが動き続けているFX市場においては、チャートを監視する時間帯をある程度絞るべきだと思います。
例えば私の場合で恐縮ですが、私はほぼ毎日ドル円のスキャルピングでマーケットに参入していますが、ロンドン市場オープン付近の時間帯で1時間程度、そして米指標1発目(夏時間:21:30/冬時間:22:30)以降の時間帯をメインに2~3時間程度チャートを監視しています。
1日24時間のうち、平均して3時間程度ですね。
もちろん、もう少し監視時間が長いトレーダーもいますが、そもそも長時間チャートに集中することは容易ではなく、ほとんどのトレーダーは監視時間を絞っています。
また、実のところ、比較的小さな値幅を狙うスキャルピングと言えども、勝つためにはある程度の値動きが必要です。
そのため上記のようにマーケットのボラティリティが上がりやすい時間帯に絞ることは、効率の面からも短期トレーディングにおいて有効だと感じています。
さて、最後に1つ重要なことをお話しておきます。
結果を出しているトレーダーの皆が口を揃えて言うことは、「毎日決まった時間帯でトレードを行うことが重要」だということです。
空いている時間帯で不規則にトレードを行うよりも、毎日21時から24時までトレードを行うというように、時間帯を固定してトレードを行うほうが、トレード上達のスピードが格段に増します。
毎日トレードを行ったとしても、時間帯が不規則であれば、スキャルピングで勝つために不可欠な「値動きのクセ」を掴むまでにそれ相応の時間が掛かってしまうでしょう。
ちなみに「値動きのクセ」とは、プライスが「こう動けば、次にこう動かざるを得ない」という、ある種のセオリーのようなものと捉えていただければよいかと思います。
では失礼致します。