お疲れ様です!

今回は「短期トレードにおける相場分析(私流)」について少々お話してみたいと思います。

 

一般的に相場分析とは、それが当たればトレードで勝ち、逆に外れればトレードで負けてしまうと思われがちですが、私が考える相場分析はそのような類ではありません。

私はほぼ毎日ロンドン市場オープン前にドル円のみですが、相場分析なるものをツイートしています。

具体例を挙げてみますと、例えば下記のような感じです。

 

私はショーターですので、常に相場が下落するポイントを分析しているわけですが、上記のツイートの場合、「116円20-30銭」でのエントリーを狙っているわけではありません。

そうではなくて、「116円20-30銭」を越えられないならば、少なくとも短期目線で見て上昇トレンドではないので、ショートで仕掛けた場合にある程度の勝算が期待できるポイントとして「116円20-30銭」に注目しています。

ちなみに実際のエントリーは、ツイートにもあるとおり「下落のチャートパターンに移行」した後ですので、「116円20-30銭」よりももう少し下になります。

「下落のチャートパターン」に関しましては、以下で解説しておりますので、よければ目を通してみて下さい。

スキャルピング手法解説書

 

さて、ここでもし「116円20-30銭」を突破した場合、私はトレードで負けてしまうのでしょうか?

答えは否です。

勝てはしませんが負けもしません。

もし突破した場合は短期目線で見て上昇トレンドの可能性が出てくることになりますので、その場合ショーターにとっては手を出してはいけない相場ということになります。

手を出さないので、当然勝てはしませんが負けもしません。

 

要するに私が考える「短期トレードにおける相場分析」とは、勝ち負けに直結するものではなく、その一歩手前の手を出してもよい相場環境であるのか否かを判断するためのものです。

環境認識に近い類のものとお考えいただければ分かりやすいかもしれません。

もっと分かりやすく申し上げますと、トレードを「やる」「やらない」の基準というわけです。

俗に言うポジポジ病の方は、このような基準を設けてみるのもよいかもしれませんね。

 

では失礼致します。